ご由緒

三嶋神社はおよそ800年前(治承4年)に源頼朝が、平家打倒の兵を挙げ源氏を再興したことを祝し、静岡県三島市にある、開拓の神で知られる三嶋大社よりご分霊を受け建てられたお社です。

古くは源氏のみならず、足利氏や小田原北条氏などの武門武将から「大願のかなうお社」として崇拝を受けてきました。

※分霊(ぶんれい):本家の神様を別の場所で祭ること

御祭神

三嶋神社は御祭神として、下記の神様をお祀りしています。
「大願成就」「商売繁盛」「家内安全」「地域鎮護や五穀豊穣」などのご利益があると言い伝えられています。

大山祇神(おおやまづみのみこと)大願成就
事代主命(ことしろぬしのみこと)商売繁盛
伊古那比賣命(いこなひめのみこと)縁結び
大山咋神(おおやまくいのかみ)家内安全、地域鎮護
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)夫婦円満、子孫・長寿繁栄、厄除け
弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)出世開運
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)五穀豊穣
菅原道真公(すがわらみちざねこう)学問成就

六社の三嶋神社

源頼朝が、静岡の三嶋大社より勧請した時は「三嶋神社の他に、当社を囲むように七社の三嶋神社を建立した」と伝えられていますが
現在確認されているのは、六つの「三嶋神社」「三島社」「三島院」として、お祀りされているお社が配置されています。

※勧請(かんじょう):遠方の神社に祀られている神様を、地元の地域に迎え奉ること