薬師如来その他社宝

薬師如来坐像  県重要文化財


運慶作と伝わる薬師如来坐像で、病気平癒健康祈願のお詣りが絶えません。

頭部内に「薬師尊也 古仏也 運慶御作也」などの墨書銘があり、胎内銘札や社伝で運慶の作と伝えられておりますが、言い伝えに過ぎないようです。あるいは、仏師集団”運慶”に関わりのあった仏師による作かもしれません。 
神奈川県下に残る本地仏の代表的な仏像として県の重要文化財に指定されました(昭和六十二年)。
像高百十二センチメートル、寄せ木造り玉眼入り。肉身部は漆箔で、着衣部は残念ながら剥落しています。
写実を基調に体躯はおだやかで尊顔は端正、彫技は比較的浅く衣文線は流麗。全体に洗練された作風と技法がうかがえる。鎌倉時代十三世紀における都風の秀作。」との評価をいただいております。

平成24年9月15日に旅行社主催の「古寺巡り」で当神社を訪れられた松浦正昭先生(美術史家 元奈良国立博物館勤務)によると、運慶の嫡男である湛慶(たんけい)の作ではないか、とのことです。
その根拠として、
  1) 螺髪が彫りだしてあること。これは湛慶の特徴。 運慶は一つ一つ取りつけていた。
     2) 衣の左肩が少し長く垂れ下がっていること。これも湛慶の特徴。 運慶は垂れ下がらない。
     3) 高知県高知市長浜の雪渓寺所蔵の薬師如来像(国重文 湛慶作と考えられている)とご尊顔がよく似ている。
     ・制作年代は1250(建長2)年~1260(文応1)年頃ではないか、とのことです。湛慶は1230(寛喜2)年頃(運慶快慶の没後)より独自の作風が みられるようになり、1250年には京都三十三間堂の千手観音像を制作している。そのころのものに近いと思われる、というお話でした。



毎月十二日に開帳されております。


薬師如来堂

社宝 薬師如来坐像を奉安します。昭和五十二年設立。



虎の朱印状
小田原北条氏よりの印判状(いわゆる虎の朱印状)が四通あります。一つは大永二年、北条氏綱からのもの。氏康からのものが二通(永禄九年と永禄十一年)、北条氏直からのものが一通(天正四年)です。
ここでは、虎朱印の中でもいわゆる武栄印の捺してある北条氏康からの印判状を紹介します。宮前町の奉行・賀藤(加藤)氏に対して、安房里見氏の旧臣である正木時長の監視について指示したものです。





八社の三嶋神社
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当神社に所蔵してあるわけではありませんが、リンクの図のように当神社は現在確認されているだけで六つの三嶋神社に取り囲まれております。このように念の入ったお祀りのされ方をしている当神社こそ、なによりも大切な宝なのかもしれません。

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拝殿東側に掲げてある大絵馬で、「小田原家臣木嶋寅之介 雲月翁文龍住信筆」「六ヶ村惣氏子中」「てんほ・・・四月春」などと記されています。http://www.mishimajinja.or.jp/data/storage/attachments/03c9f932927bf830e609d7157b2221cb.jpg

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椋の木  

 



境内、薬師如来堂脇に立つ「椋(むく)の木」は推定樹齢300年を数え、樹高30mの巨木で、「かながわの名木百選」のひとつに選ばれています。

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